歩く
私たち人間はなにげなく、ものすごいことをやってのけている。
今の人類で直立二足歩行ができるのは、おそらく人間ぐらいであろう。
恐竜も、猿も、チンパンジーも、エリマキトカゲも継続的に直立二足歩行を続ける事は困難である。
これは、股関節の構造だとか、足関節の構造だとか、色々言われている。
歩く事は、私たちにしかできない。
しかし、現代人は外部の情報を頼りにしており、テレビ、インターネットからの情報を大切にしており本当に歩かない。
非常にもったいない。
このことが色々な問題を引き起こしている。
まず、20年前に比べると1000~2000歩、一日の平均歩数は減少している。(車の普及、エレベーター、エスカレーターの普及)
さらに、実際に自分の目でみて考える情報が減っており、視覚から液晶を通じて情報を入手している。
このように感じた私は一度、普段、車で通っている道をなんとなく歩いてみた。
視線を変えながら。
そうすると、今まで見えなかった場所、匂い、音などが入力情報として入ってきた。
そのとき、ほんとうに気持ちよかったし、五感のすばらしさを感じた。
仕事でもなんでも、慣れは怖いし、人間の弱点だ。
そんなとき、普段と違ったことをする。
そうすると、何か新しいヒントが生まれてくるはずだ。
新しい発想は、たいてい常識の外にある。
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夢が叶った状態をリアルに思い描けば、夢は現実となる。
そういうもんだよ。