反論を糧に思索を深める。
日本は横並び意識が強いため、異端は嫌われる。
しかし、どんな反対意見であろうと、未熟、過激、非現実意見であろうと、参考になる意見を毛嫌いしてはならない。
不快な意見に耳を傾けることは、自分のメリットになるのである。
思索は忍耐である。
まず、全員が同じベクトルを向くことなんてまずない。
リハビリテーションの治療でもこれをやれば患者さんが100%良くなるという治療法はない。
そのため、治療の答えが1つのはずがない。
そして大多数の意見は正しい意見という保証もない。
99人が賛成しても1人が反対した場合。
その1人は間違いなのか?
その意見を無視するのか?
重要なのは判断は誰がするのか?である。
判断権のある中立する第三者がいない以上、「これは正しい」と言うのは無意味である。
リハビリの場合は、患者さんが判断するのであり、いくらセラピスト同士で答えを出しても、結局患者さんに効果がないのであればそれは無意味なのかもしれないので注意する必要性はある。
しかし、もっと患者さんについて、話し合い多数の「正しい見解」を出す必要性はある。
反対意見に耳を貸すことで、思索は一段と深まる。
そのため、反対意見がある時、
「なるほど、そういう考え方もあるんだ」
「私は反対だが、あなたの意見は分かった」
って思いたい。
事実⇄意見
事実;実際にあったこと柄で、誰も否定できないもの。
意見:ある問題についての個人の考え
このブログを見た人が、次の会議、症例報告などで、意見を出してくれることに期待したい。
この本はオススメ。
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結果が出せるように頑張ろう。