ブログを開設してから"1年"が経ちました。
5年後、10年後も継続できたらと思います。
今日は朝から海へ出かけたのですが、
伊勢神宮手前で車が"オーバーヒート"を起こしました。(ハンドル操作が出来なくなり、ボンネットの中から蒸気が・・・泣)
そして市後浜(サーフィンスポット)ではなく、車をレッカーしてもらい伊勢市二見町の有限会社森本自動車に到着。
このまま帰ることを覚悟しましたが、店長の計らいで代車でサーフィンに行ってきていいと。
いやー。
神様、仏様、森本様。
最悪、廃車か修理代でかなりの出費を心配しつつも、とりあえず楽しむ。
しかし、明日から職場には"原付"での移動を覚悟。
そんな中、サーフィンを終えて、
森本自動車に戻ったら
なんと車が治っていました。
まじで嬉しかったですねー。
リハビリで患者さんも、"もう治らない”と思っていて、"良くなったら嬉しい" ですよね。
似たような気持ちだったかもしれません。
少しでも良い意味で気持ちの逆転を引き出せるように努力します。
余分な話でした。
今日は"バランス" について最近、思っていることを。
バランスの"良い"、"悪い"ってどう判断していますか?
ブレない。(総軌跡長、外周面積の減少)
シンメトリー。(左右対称性) など様々ありますし、
実際、目に見える出力系(入力系、中枢処理過程は無視)の原因にてバランスが悪いと解釈しがちです。
人間の主観は細かい所はバラバラなので、例えば、僕がA様はバランスが良いと思っても、
他のセラピストはA様はバランスは悪いと思うかもしれない。
それくらい曖昧だと僕は思っている。
じゃあもっと客観的に評価しなくてはと思い、当院ではBerg Balance Scale、Functional Reach Test、 Cross testなど多くの評価法、また重心動揺計を使用し、
静的課題では総軌跡長、外周面積、単位面積軌跡長(密集度)などをみたり、
動的課題では、矩形面積、COP最大振幅の各方向を見たりしている。
しかし、最近思うのは、軌跡長などが減少したからといってバランスが良いと言っていいのか悩む。(COP特性ではOKか?)
以前、維持期のCVA患者(N=15)の同一患者様の装具の有無でバランスにどう影響するか重心動揺計にて測定したことがあるが、装具非装着の方が総軌跡長、外周面積は減少した。解釈は色々あり難しいですが、簡単にいえば装具をうまく使いこなせていない。
回復期なら、間違いなく装具装着患者さんの方が、軌跡長、外周面積などは減少するけどねー。
そもそも重心動揺計はめまいの評価などの為に作られた機器だから、COP以外の評価には限界がありますね。
ビデオで撮影して、姿勢も一緒に分析しなくてはいけません。
バランス評価は、幾つかの評価を組み合わせて精度をあげなくては。
でも患者さんが"良い感じ"をつかんでくれればそれでいいです。
セラピストによる"客観的評価"と患者さん自身の"主観的評価"が重要だと感じる。
明日までにやらなければいけない課題が多い。
もう一踏ん張り。