"察する"
この能力は"日本人"は長けている?
当院のリハ医が話していていたことをふと思い出した。
しかし、現代社会ではこの察する能力がどうも低下しているようである。
今、"指示待ち人間"が多いのは
きっとこの察する能力がないので、
意識的にプラスαで何かやることをしない。
「気を回す」
「気転が利く」
「気をきかす」
「気を遣う」
"日本人"として大切にしていきたいことですね。
ミラーニューロンの本を読んだけど、日本人って、他人の意図を察したりするのって他国よりも優れていそうだから、ミラーニューロンがより反応しそうだなー。
ミラーニューロンの発見―「物まね細胞」が明かす驚きの脳科学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)/マルコ イアコボーニ
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今日簡便な"立位バランス評価"を共有です。
私もお世話になっている近藤先生が開発され当院でも研究行いました。
セラピストだけでなく、看護師、介護士、ケアマネだって、短時間に測定できます。
使用してみて下さい。
Level 3以上で"歩行フリー"OK。とある程度の目安はつけれます。
当院での研究の一部
SIDE3で歩行FIM5であった一例は視覚障害が原因でした。
その他は全員FIM6以上。
SIDE (Standing test for Imbalance and Disequilibrium)
転倒肢位
バランスを崩した際に、不安定な支持面の中で、いかに踏みとどまれる(静的バランス)かが重要。
http://square.umin.ac.jp/jjcrs/2010_11-16j.pdf#search='SIDE%20寺西%20バランス'
この論文はまとまっています。
BBS(Berg balance scale)とSIDEの相関はかなり高い。
A discriminative measure for static posture-keeping ability to prevent in-hospital falls: Reliability and validity of the standing test for imbalance and disequilibrium (SIDE)(6th World congress for Neurorehabilitation 2010 ポスター)
Validity study of standing test for imbalance and disequilibrium (SIDE): Is the amount of body sway in adopted posture consistent with item order(6th World congress for Neurorehabilitation 2010 ポスター)
低いレベルから検査を行い,確定した時点でそれ以上のレベルの検査は行わない。
各レベルにおける転倒危険度は,2a>2b>1>0>3>4の順になると考えられる。
Level 0:開脚立位を一人で保持できない。立位保持には必ず支持(自分でつかまるか介助者が支える)が必要である.
Level 1:閉脚立位は 5 秒以上保持不能でバランスを崩す.
Level 2a:つぎ足立位は,両側とも5秒以上保持できないかバランスを崩す.
Level 2b:つぎ足立位は片方だけ5秒以上保持可能だが,もう一方は5秒以内にバランスを崩す.
Level 3:片脚立位は 30 秒以上できない.
Level 4:どちらか一方で片脚立位が 30 秒以上可能である.
Level 1
開脚立位を1人で保持できる
Level 2a
閉脚立位を5秒以上保持できる
(つぎ足立位は5秒未満)
つぎ足立位を5秒以上保持できる
(一側のみ)
Level 3
両側ともつぎ足立位を保持できる (5秒以上)
近藤先生に一年前くらいにすすめていだだいた本。
これは高齢者の転倒する因子、運動戦略が書かれている。
まだしっかり読めていないが、転倒などの研究をやるには外せない一冊。
Falls in Older People: Risk Factors and Strateg.../Stephen R. Lord
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