Vol.94 痛みより辛さ

本日は、当院の"夏祭り"でした。

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普段、見られない患者さんの笑顔があったりして、季節ごとの行事の重要性を感じました。

最近学生の"症例報告"でふと思ったことを共有します。

http://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2010/0/CbPI1254/_pdf/-char/ja/

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"痛み"(疼痛)を評価することは、セラピストは多いと思う。

しかし、"辛さ" の評価をしているセラピストは少ないと思う。(客観的な評価で)

"痛み" が減ることが患者さんの主観的な "良くなった" につながるだろうか。

例えば、この抄禄では、
"痛い"けど、コルセットなしで車の運転が"できる"ようになった」

"痛み"6→5 "辛さ"6→3)

痛みに対して、"辛さ" が大きく改善すれば、患者さんは "良くなった" と思うのだ。

痛みの素が消失するのが一番良いが,もし難しいようであれば,辛さを軽減させてあげる工夫。

これは重要かもしれない。

これからは、"痛み"と"辛さ"のNRS(Numerical rating scale)を評価してみよう。

投稿していた論文が返ってきて、査読者からコメントが・・。

主に、方法・対象の記載について詳細に書くように指摘をうけた。

後,F大のT田先生に大学院の修士論文にむけてのアドバイスを頂いた。

臨床のプロフェッショナルからの意見は,本当にありがたい。

期待に応えられるように頑張るのみである。

Bridge管理人さんが紹介していた本。
正直、難しい。
しかし,思考停止概念の解除はしていかなくてはならない。

臨床するオートポイエーシス 体験的世界の変容と再生/河本英夫

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