Vol.96 イームズ

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インテリアが好きな人で、"チャールズ&レイ夫妻"を知らない人は少ないと思う。

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"誰もが使えるグッドデザインを"

これがイームズ夫妻のモットー。

非常にシンプルな美しさ。

"DSR"(ダイニング・サイドチェア・ワイアーベース)
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"ラウンジチェア&オットマン" 
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"ハング・イット・オール"
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今なお人気があるのは、人間がひしめきあって暮らす現代人が求める ”安らぎ”に近いものがあるかもしれない。

今、インテリアコーディネーターと理学療法士の資格を持っている人が"池田由里子先生"をはじめ、ちょこちょこいる。(PT+他資格の時代)

福祉用具としての椅子やテーブルの重要性を伝え、高齢者の身体機能、スタッフの動線など考慮し、商品選択、配置など行っているそうだ。

日本って車椅子もそうだけど、普通の椅子も、病院で高齢者用に、低くなってたりする場合って少ないと感じる。

"世界一の車を作る日本が、なぜ世界一の車椅子、椅子を作れないのか"

北欧に負けとるよー。
頑張れー。

で、最近読んだ本の中で、イームズ夫妻は"聴覚マルチメディアのパイオニア"であったことが分かった。


あるショーで
夫妻は、プロジェクター3台、テープレコーダー2台、サウンド・トラックつきの映画が1本使用した。さらに「瓶詰めになった合成香気のコレクションは、ショーのあいだ、空調用ダストを通じて講堂内に送り込まれた」

映像と匂いをマッチングするセンスに脱帽です。
より意識が高まり、みんなの記憶に残るみたい。

その他の効果として
脚本に匂いを示唆する文章があっただけで、実際には匂いの合図をださなかったのに、匂いを感じる人がいたこと

脳の嗅部は"匂いに関する言葉を読むだけ"でも活性化する。
fMRIを使用した研究でも、"匂いを表す言葉は(脳内の)嗅皮質に意味ネットワークを即座に、反射的に活性化する"とある。

匂いの人類学 ー鼻は知っているー
匂いの人類学 鼻は知っている/エイヴリー ギルバート

¥2,100
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人類の祖先が二足直立立位を獲得するようになり、鼻が大地から遠ざかった時点で嗅覚は退化したのだ。

視力が悪い人には"眼鏡"がある。
難聴の人には"補聴器"がある。
しかし、嗅覚障害者の嗅覚を高める装置を作ろうとしている者がいるだろうか?

この本はオススメです。
難しい内容もありますが、情報量が多くです。

とことん、イームズ!―ミッドセンチュリーを駆け抜けたチャールズ&レイの物語 エイ文庫/著者不明

¥683
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もう購入したのは6年前か。
椅子を中心に簡単な説明付きでイームズを紹介。

住まいの解剖図鑑/増田 奏

¥1,890
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ビジネス書にもなるだろうか。
頭が柔かくなる気がする。

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