"リハビリ室からプラットホームをなくしたら、ADLは向上した".(Iwata K. 2011)
こんな研究おそらくないですけど、廃用の患者様が多い病院なら効果あるでしょうね。
リハビリ室に入ったとたん、空いているプラットホームを探す。
ビデオで調査したいですね。
最初に "視線" がどこに向くか。
プラットホーム(赤)、
平行棒(青)、
エルゴメーター(緑)
すぐ、プラットホームでROM,MS をしようとしませんか。
実習生も確実にレポートに書いてくる、臥位でのROM,MS 。
患者さんは辛いことより、楽なことが好きなんですよね。
「マッサージが上手だからあの先生が好き」 とか。
通所リハビリでもマッサージ希望が強いヒト多いですよね。
個での対応は難しく、リハ科全体で
”臥位での訓練お断り
(例外あり)”
みたいな看板掲げたらいいのになー。
中には、臥位での訓練が必要なヒトもいます。
しかし、
それ以外のヒトで1単位分時間をかけて,
わざわざ臥床させる必要性が本当にありますか?
それより必要なことありませんか?
たいてい、
"高齢だから・・・"
”血圧が・・・"
なんて言いますが。
廃用ときいて思い浮かぶもの。
"心肺機能の低下"
"筋萎縮と筋力低下"
"骨萎縮#"
"褥瘡"
一番、効率よい訓練。
それは"歩行"だ。
歩こう。(起立性低血圧には注意)
少し話は変わりますがこんな研究もあります。
経験年数が増すにつれ、患者様に対する歩行時間(歩数)が少ない。
Observation of Amounts of Movement Practice Provided During Stroke Rehabilitation
http://download.journals.elsevierhealth.com/pdfs/journals/0003-9993/PIIS0003999309003530.pdf
"歩数"と"セラピストの経験年数"に負の相関。
さぼってるんですかねー。
それとも・・・
いずれにしても、私達が行っていることは、最適な機能回復に必要な神経学的変化を引き起こすのに十分な回数ではない。
ことを理解しなければいけません。
今のところ
"やる気と根性"
で何とかするしかない
本
ヒトの動き百話
ヒトの動き百話―スポーツの視点からリハビリテーションの視点まで/著者不明
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矢篦原君がすすめてくれた。
難しいことが簡単に書いてある本で、分かりやすい内容です。
文章力が身につく本
伝わる!文章力が身につく本/小笠原 信之
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日本語、難しいですねー。
「は」「が」 の使い分け方など、コツが書いてあります。
BRUTUS (ブルータス) 2011年 8/15号 [雑誌]/著者不明
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自然が好きな方は、読むといいでしょう。
やはり人為じゃなくあるがままの状態はいい。
人間も同じではないか。
PEAKS (ピークス) 2011年 09月号 [雑誌]/著者不明
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槍ヶ岳、必ず登る。