回復期リハビリ病棟退院後のADLに興味がある。
退院した後、ADLは
低下
維持
向上
するのか。
回復期退院後のADL,活動量の論文を探しても組織的に行っている報告少なく、ケースレポートが多い印象だ。
当院では "Flow FIM" にて退院後のADLを調査している。
調査の中で
"在宅復帰を目指す事が本当に良いことなのか" と考えさせられる。
"本人の在宅復帰希望"+"家族の希望"= ""在宅復帰""
の公式は成り立たないことも多い。
回復期リハビリ病棟の成果主義導入に伴い、在宅復帰"60%"以上をどこの病院も目指している。
そのため、認知症、重度障害の多い病院には、非常に酷である。
無理に在宅に帰さなくてはいけないケースも当然多いと思う。
実際、当院でも回復期退院時FIM低得点者が、半年後、施設入所しているケースはかなり多い印象だ。
その中には、住宅改修をド派手に行っている方もいる。
結局、どれだけ介護保険下でのサービスを利用しても在宅生活を続けることは難しい場合がある。
最後は"家族愛"となる・・・
当院セラピストの報告でも、入院時の家族意向通りに転帰先が決まるケースは多いことが分かった。
"介護負担尺度の評価法" として2つの評価法を紹介。
ポピュラーなのは
①Zarit 介護負担尺度 日本語版 (下記URLでダウンロード可能)
http://www.kyorin-u.ac.jp/univ/user/medicine/geriatrics/pdf/zarit.pdf
欠点として介護を行わないと評価できないので、入院中の評価は難しいか・・
上記のように、"想定"(~そうだ)とあるため、入院中でも評価できるメリットがある。
それにしても家族愛を客観的評価としてみるのは難しい。
本
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グループで痛みの勉強会を開催する。
自分でどのように解釈して、応用できるかが重要と感じる。
結果ではなく、そこに辿り着くまでのプロセスをしっかり考えたい。
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昨日はPTの同グループの定期食事会。
サッカーU22日本代表×マレーシアU22代表を後輩宅で観戦。