Vol.130 日本の再生力を信じてる

$KENJIのブログ

大学院の論文でお堅い文章ばかり書いていると、頭がどうにかなるんじゃないかと心配になったので息抜きに天声人語(1月4日記事)を読んで感じたことを共有。

やぐ街を漂えば、この世は二人一組で構成されているかの錯覚を覚える。新春に限った景色ではないが、渋谷も原宿も男女のカップルばかりである。もっとも、相手がいるから寒空に繰り出すわけで、この様子が全体像ではない

俺はいつもコメダ珈琲で1人だよ。
一年間の高校の卒業者数が100万人の時代で理学療法士(PT)だけでも年間1万人弱合格するわけだから、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)合わせたら、50人に1人は療法士だな。
1クラスに1人は療法士がいる計算だ。リハビリ難民を救ってあげるのは大賛成なんだけど、10年、20年後の人口推移みると考えもの。

立社会保障・人口問題研究所の調査(2010年)によると、「交際している異性はいない」と回答した独身者(18~34歳)が男性で61%、女性で50%いた。5年前に比べ男性が9ポイント、女性も5ポイント増え、ともに80年代に調査を始めてからの最多となった

やばいなー。
2人に1人はフリーですもんね。
ひょっとしてこれはチャンス??

外にも、彼女や彼氏がいない男女の半数近くが「特に異性との交際を望んでいない」と答えている。独りを楽しめる時代だし、結婚して一人前という見方も薄れたが、男女が引き合う自然の摂理まで怪しくなってきたらしい

我慢したくないんだよねー。
違う、我慢できないんだ。
一人が楽なんだよね。

景の一つに将来への不安があろう。雇用、年金、環境と、若い層の漠たる不安は次第に鮮明になってきた。わが身の明日も読めない時に、家族は構えづらい。これまた生物としての本能ではなかろうか

防衛機制の一種か。
僕も子供は欲しいのだが・・・

労省の推計では、昨年の結婚数は前年より3万少ない67万組。生まれた赤ちゃんは105万7千人で、統計のある過去100年ほどで最も少なかった。わが人口ピラミッドは、底辺が削られる形でやせていく

俺もやせてくよ。

の危機を救うために付き合うカップルはいない。因果の順は明らかで、男女の間に立ちはだかるのは、現実の生きづらさや先々の心配である。少子化を嘆く前に、まずは「その気」にさせる策を連打すべし。

色んな意味で"その気"にさせてくれる政策しないとまじでヤバいと思う。
""景気さえ良くなれば大丈夫""という妄想が日本を駄目にする。
消費税引き上げる前にやることあるだろー。

この記事でデフレの正体に書いてあったことを思い出した。
デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)/藻谷 浩介

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就労者数と高齢者の問題を具体的に数値に表して分かりやすく解説している。
愛知県ネタが多い。

今の日本どうすればいいの?

① 齢富裕層から若者への所得移転
生産年齢人口が3割減なら、1人あたりの所得を1.4倍増やせばいい。
② 性の就労と経営参加を当たり前に
日本の就労率45%は世界的にみても少ない。
③ 働者ではなく外国人観光客・短期定住客の受入を
生産者ではなく消費者を外国から呼んでくる。

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日本の力を信じたいな。

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