桜は綺麗だ。しかしこの時期、窓の外に咲く桜より新入職員から目が離せない。圧倒的な存在感で満開の桜とは対称的に病院内の桜が咲き始めるのはまだ先だろうか?これから北上する桜のようにどんどん上に上がっていってほしい。インパクトはあるが桜の活躍は一瞬だ。遅咲きでいいので長く咲き続けて下さい。
僕も入社してからはや5年が経過し6年目を迎えた。
これまで多くの患者様と時間を共有してきた。
忘れられない患者様がいる。
1年目に初めて担当させていただいた在宅復帰を目指すCVA患者様。
毎年、大晦日に電話をしていて退院後も自主トレを中心にリハビリを頑張っていることは知っていた。
その患者様に、宮川堤で偶然に遭遇した。
退院時の約束
俺「歩数計を使って7000歩を目標に歩いて下さい。」
患者「分かりました。毎日、宮川沿い(三重県伊勢市)をお父さんと歩きます。」
あれから5年が経過した。
回復期リハ病棟での退院前は確か3000~5000歩だったと記憶している。
患者「先生、今10000歩は毎日歩いているよー。」
患者「手もこんなに動くようになった。」
と満面の笑みで肩をぐるぐる回してみせてくれた。
まさかここまでよくなっているとは思っていなかったし、約束を覚えてくれていたことが本当に嬉しかった。
人生の中のたった数ヶ月の出会いで、それ以降の人生を左右させることができるこの仕事に対する責任感を再確認。
たまんねー。この仕事。
松坂ICから車で5分。
標高321 mでハイキングレベルだが、頂上の景色は良かった。
山桜を見るには悪くない。
本
世界を救う7人の日本人~国際貢献の教科書~/池上彰
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JICAメンバーの話が多い。
国際協力に必要なのは、自分の仕事の枠組みを越える創造性である。
青年海外協力隊がつくる日本‐選考試験,現地活動,帰国後の進路‐ (創成社新書)/清水 正
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作業療法士の体験談が書いてある。
やはりCBR(community Based Rehabilitation)が重要みたいだ。