学会用のポスターを作成する際に、パソコン上で何度も誤字脱字を確認するのだが、プリントアウトした後に誤りが発見される場合が何度かある。なぜ画面上で見落とした誤字が紙の上では見つかるのか?コンピューターの画面では、文字と画面の位置関係は一定せず長い文章になれば必ずスクロールする。一方、紙の場合は位置関係は一定であるため、突然視界から消えることなく、注意を向ける範囲が安定している。電子と紙。お互いの長所をうまく使い分けて使用していきたい。
第14回 SIGNALリハビリ勉強会が開催されました。
http://signal2011.web.fc2.com/SIGNAL_rihabiri_mian_qiang_hui/zui_xin_qing_bao/entori/2012/5/13_di14hui_mian_qiang_hui_zhong_leshimashita.html
膝関節に対する機能解剖と触診技術~臨床へとつなげるための知識と技術~ 吉田整形外科病院 宿南高則先生
内容をまとめてみると
痛みの原因がMechanical stress か Chemical stress によって対処可能か決まる。
疼痛が軽減する条件と疼痛が再現される条件が見つかれば治療は決まる。
筋の取り扱いの原則として攣縮なのか短縮なのかの見極めができるようにならないといけない。
膝関節の滑りと転がりはACLとPCLの緊張によって制御される。
Insall-Salvati法
膝蓋骨(P)と膝蓋腱(T)の長さ(つまり膝蓋骨と脛骨の距離)がほぼP:T=1:1かどうか。膝蓋骨高位 patella alta(1.2以上)の場合、内・外側広筋の萎縮などによってパテラが引き上げられている可能性が考えらるし、筋力発揮に影響を与える。
screw-home-movemntの原因は主に3つ。
① 大腿骨内顆と外顆の大きさの違い
大腿内側顆の方が大きく、屈伸軸が内上方へ傾いている。
② 膝関節における側副靭帯の緊張の違い
③ 脛骨関節面の形態の違い
脛骨側も内側顆の方が大きい。さらに内側は凹状、外側は平らかやや凸状である。
その他、筋の解剖と触診など分かりやすく説明していただきました。
機能解剖あっての臨床ですので絶対におさえたいところです。
http://www.tokyobody.jp/knowledge/knee.html このブログまとまっているのでオススメ。
午後からは、運動学習のシンポジウムで白井先生、佐野先生、小山先生に発表してもらいました。
教科書通りにはいきませんが、佐野先生が話された"少しでもよくなったと感じる難易度の課題"の提供を僕らがやっていかなくてはいけませんね。
刺激をいただいた日となりました。
白井瑞樹君の発表動画がYou tube にアップされています。
社会人になってからは毎年継続できている。
なかなか、面と向かって言えませんが、感謝しています。
いつもありがとう。
本
脳を創る読書/酒井 邦嘉
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冒頭の内容が書いてあります。
僕は読むのは断然紙媒体が好き。