後に知ったが三重県には日本の秘境100選に登録されている場所が2つある。①大杉谷、②神島だ。"秘境"とは外部の人が足を踏み入れたことがほとんどなく、まだ一般に知られていない地域とある。目立たないが存在感がある。人間としてもそんな位置づけに憧れる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/日本の秘境100選 日本の秘境100選
ということで、三重県の秘境旅行記。
まずは大杉谷。
http://ja.wikipedia.org/wiki/大杉谷
これまで三重県側から大台ケ原に行く登山道は2004年の台風被害から復旧せず途中(1/3程度)までしか行けれません。
しかし、4月28日にさらに途中(2/3程度)まで開通し、桃の木山の家の営業も再開されました。
下記、桃の木山の家の開通案内。
http://www.kintetsu.jp/news/wfiles/momonoki.pdf
距離:
第三発電所から桃の木山の家 -約4時間半(往復9時間)
*日帰りでなんとか行けました。
レベル:
鎖の道が多く、登山道(特に宮川沿い)はアップダウンが激しく急峻な断崖にあり狭く危険であるので、十分な装備と慎重な行動が要求される。事実、毎年数名の転落死亡者が発生している。
*気持ちだけではちょっと無理かも・・・
滝:
日本の滝百選である①七ツ釜滝を筆頭に②ニコニコ滝、③千尋滝などあります。
*他にも名称はないが、雨量が多いとそこらじゅうに滝らしきものが見れます。
三重県側からは現在この滝が最終地点となります。
そのより先はまだ通行未定です。
出発地点から
右側:鎖
左側:崖
桃の木山の家までに5つくらい渡ります。
ワクワクしてしまいました。
水
宮川上流は水質調査全国1位に輝いています。
ホント美しかった。
苔
屋久島の白谷峡に行った気分を味わえます。
もののけ姫にも出てくる場所です。
それくらい神秘的でした。
次に神島
三島由紀夫の小説『潮騒』の舞台になったことで有名です。潮騒を持ちながら歩きました。
距離:
鳥羽から定期船で40分。
http://www.city.toba.mie.jp/teikisen-kanri/unkou.html 鳥羽市市営定期船
徒歩2時間程度で島1周出来ると思います。
コース:
定期船のりばから①時計台を通って、八代神社~②神島灯台(恋人の聖地に認定)~③監的哨~④カルスト地形~⑤小中学校~⑥古里の浜~神島漁港と回る島一周ウォーキングコースが人気だそうです。
神島灯台
恋人の聖地らしいですが、彼女のいない男2人で行ってみる。
ださい。
監的哨
昔、旧陸軍の施設で砲弾の着弾点を確認するための監視所だった。
廃墟であるが屋上からの景色は最高。
カルスト地形
石灰岩などの水に溶解しやすい岩石で構成された大地が雨水、地表水、土壌水、地下水などによって侵食(主として溶食)されてできた地形(鍾乳洞などの地下地形を含む)。
小学校
生徒何人いるんだろう??
海で課外授業なのか先生とバケツを持って何かしてたよ。
最高の2日間。
どちらもまた絶対行きたいと感じさせてくれた。
全国の"秘境"に行ってみたいと思った。
明日から気合いをいれて仕事に励めそうだ。
本
潮騒 (新潮文庫)/新潮社
¥452
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純愛小説。
この本を持って神島に行くことをオススメします。
歌うクジラ 下/講談社
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想像力が素晴らしい。
頭の中を覗いてみたいよ。