介護殺人は社会問題である。現代社会のキレやすい若年層が高齢層になれば介護殺人は増加傾向となるはずだ。岡西雅子著の「生きることは尊いこと」を読むと、介護殺人にもつながりかねる在宅介護者の心理状況、また"生きること"についても考えさせられる。医療関係者の方には是非読んでいただきたい本である。
生きることは尊いこと: いのちをみつめた闘病と介護の日々/医学書院
¥1,890
Amazon.co.jp
参加していただいた先生方ありがとうございました。
おかげさまでアンケート結果による満足度調査95%でした。
流石、運営側赤字勉強会です。
初めての懇親会も楽しかったです。
午前は『高次脳機能障害について』 向出勝 先生(ST)
学んだポイント
A:知識不十分の認識、
B:失語症患者とのコミュニケーションスキル、
C:ブローカ失語は良くなる
午後からは"体幹のシンポジウム"
①『腰痛の考え方と診方 ~姿勢性腰痛~』松本裕司 先生(PT)
学んだポイント
A:問診の重要性、
B:骨盤の前後傾の評価、
C:腰痛患者は常に脊柱筋の筋活動による血流低下
②『脳機能からみた体幹機能』 坪井祥一 先生(PT) Blogはこちら
学んだポイント
A:頭頂葉、前頭葉の役割、
B:エラーレス学習の重要性、
C:注意をむける外部環境の工夫
③『ピラティスの視点からみた体幹』田中元規 先生(PT) Blogはこちら
学んだポイント
A:呼吸の重要性、
B:アウェアネスの重要性、
C:ニーフォールドによる深層筋の収縮
"体幹使えてないねー"
"体幹もっと鍛えたほうがいいよー"
"やっぱ体幹でしょー"
みたいなこと言っちゃってませんか?
では、どういった時に体幹が使えたとか効いてるとか僕たちは評価しているのでしょうか?
視診?触診?筋力?可動性?
直接的に体幹の機能的な部分をなかなか数値化して評価できないことが"体幹"という漢字二文字の謎解きに時間がかかる原因であるように感じます。
例えば腹横筋をとってみても
"腹横筋の評価してみてください"
10人のセラピストに言って10人とも同じ評価をするとは思えませんし、検者間誤差がどえりゃあすごいことになりそうです。
体幹を単独で働かせることはほとんどないので直接的に体幹のみを評価すること自体がナンセンスなのか?
片麻痺の体幹評価というとSIAS(Stroke impairment Assessment Set)の体幹項目である垂直性と腹筋やTCT(Trunk Control Test)のように座位、寝返り、起き上がりなどの評価ぐらいですか。
もっと臨床的な体幹機能評価法ないのかなー。
体幹って漢字のようにすっきりしないなー。
みなさんが臨床で行っている体幹の評価があれば教えてください。
人間力
高校の先生とテシ。
海外の医学部に入ってしまう勇者です。
今度は先生達を連れて熊野古道に行く予定。
本
「国際協力」をやってみませんか?/小学館
¥1,575
Amazon.co.jp
国際協力を考えたら買うべき本です。
成功例、失敗例など具体的に書かれています。