Vol.172 患者中心の医療は間違いなのか?

$KENJIのブログ
ロンドンオリンピックサッカー日本代表の決勝トーナメントをかけた佐々木監督率いるなでしこJAPANと関塚監督率いるサムライJAPANの予選最終戦の戦い方は反対であった。引き分け狙いで非難を浴びたなでしこと、負ければ優勝候補のブラジルが相手となるが先発のフィールドプレイヤーを5人入れ替えて控え選手が大舞台を経験できたサムライ。この手法はいわばギャンブルだ。ギャンブルに勝ち、控え選手も含めて決勝トーナメントを戦える関塚JAPANを今回は応援したい。

こんなことを書きながら思ったことがリハビリ場面でも勝負(ギャンブル)にでてていないことだ。

最近、私が通所リハビリで、装具の角度を変更したいときに

「在宅で転倒したらどうしよう。」と不安がよぎった。

その不安の先にあるのはなんだ?

訴えられる。

なんでこんな気持ちになるのか?

しかも年々増している。

この2冊の本は勉強になった。

「患者様」が医療を壊す (新潮選書)
岩田 健太郎
新潮社
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街場のメディア論 (光文社新書)
内田 樹
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そもそもなんで医者者様になっていったかを考えていくと、「患者さま」という呼称を採用するようになってからだという意見がある。患者様導入の成果は①職員に暴言を吐く、②入院費を払わない、③院内規制を守らないなどが挙げられる。後は、過剰な医療批判(医療事故等)をメディアが放送するからだ。自殺のニュースもそうであるが、メディアの影響は大きい。放送するから逆に増えるのだ。さらに僕の小さい頃もそうだったが、"先生、お父さん=偉い"という当たり前だったはずの式が現在は円周率状態だ。学校の先生も給食費の未収問題、モンスターペアレントとか先生となっていることが問題だ。昔は殴られて当たり前だったんだけどなー。新聞も一面は原発、殺人のニュースばかり。毎日がオリンピックならいいのにな。


びびるな俺。
攻めろ俺。

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