Vol.193 スタッフをその気にさせるリーダーシップ

$KENJIのブログ

今月号のPTジャーナル(Vol.46 NO.11 2012)をぱらぱら見ていると、興味深いタイトルに目がとまった。「はたらく理学療法士の動機づけ」の特集の中で吉尾雅春先生「スタッフをその気にさせるリーダーシップ」のタイトルで私見を述べている。読んで深い感銘をうけたので、さっそく当院の役職者に回覧した。オブザーバーやリーダーを担当している人は勿論、多くの人に読んでいただきたい。

吉尾先生がその気にさせるために心がけていることとして下記5点が挙げられていた。

① 知識と技術とを磨くこと、
② 個別性を尊重すること、
③ 良い面をみること、
④ 褒めることと叱ること、
⑤ 謙虚であること
 

詳しくは本書を見て頂きたいが、

「④ 褒めることと叱ること」の中に

病院の理念から逸脱しているときには明確に注意する。
特に、患者に対する配慮がなく、不誠実な臨床行為がなされているときには患者の前で遠慮なく本気で叱るようにしている。
 

の文にプロフェッショナルを感じた。

私も同じリハビリの専門家としてもっとストイックにならねばならぬ。

采配
采配

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落合博満
ダイヤモンド社
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友人の矢篦原君から借りた。
上記の吉尾先生が書かれた上記の5点と似た内容が本書にも書かれている。
落合監督の思考には深みがある。
どこの病院もそろそろ来年度にむけて、教育プログラムの見直しなどが行なわれてきているはずだ。
本書から参考となることも多くありそうだ。

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