Vol.200 リハビリテーション分野におけるパーキンソン病の再考②

からだの自由と不自由―身体運動学の展望 (中公新書)
長崎 浩
中央公論社
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長崎浩著の「からだの自由と不自由」を読み返した。17世紀イギリスの哲学者ジョン・ロックは「意のままに身体を動かしたり止めたりできるとき、ひとは自由」だと考えた。つまりアクセルとブレーキが自己にてコントロールできることを自由と考えている。パーキンソン病はアクセルとブレーキの関係性が崩れるために円滑な運動ができなくなる。onとoffの関係はトレードオフ。生活のなかでも意識していきたい。

パーキンソン病のリハビリテーションを展開するにあたって脳基底核の機能を理解することは非常に大切である。

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大脳基底核は意運動の発現と制御に重要な役割を担う高次中枢として知られている。

そのなかで重要な役割をするのが視床を介す①大脳皮質ー基底核ループです(基底核-脳幹系は今回省略)。

①運動ループ、②眼球運動ループ、③前頭前野系ループ、④辺縁系ループ の4つがあると考えられています。この4つのループに関しては、岐阜脳卒中リハビリテーション研究会のHPにまとめたものがありましたので、詳細はこちらを参考してください → http://gifunousocchuureha.blog.fc2.com/blog-entry-19.html 坪井祥一

正常
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パーキンソン病
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簡単に説明していくとパーキンソン病による中脳黒質緻密部からのドーパミンの変性・脱落は接路(運動を促進)と接路(運動を抑制)のいずれにおいても、淡蒼球内節や黒質網様体部の神経活動を上昇させる方向に作用し、最終的に視床および大脳皮質の活動性を抑制することにより、運動は円滑に発現できなくなり、無動症状を呈すると解釈できるわけです。

* 淡蒼球内側/黒質網様体は視床へ制性の出力を行うので増えれば増えるほど、動きは抑制される。

高草木薫先生の資料より
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高草木薫先生のフリーPDF

① http://www.neurology-jp.org/Journal/public_pdf/049060325.pdf  
「大脳基底核による運動の制御」

② http://ypta.jp/gakkai2011siryo-1.pdf 
「脳の可塑性と理学療法」

次回は、4大徴候が起こるメカニズムについてまとめます。

年会
先日、リハビリテーション科の忘年会がありました。
毎年、泊まりで榊原温泉に行っていますが365日リハなので次の日は旅館からそのまま出勤です。
企画は1年目が行うルールとなっていますが、今年も面白かったです。
仕事するときはとことん、休むときもとことんといったonとoffの重要性を再認できた日でした。

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