人は"作業"をすることで元気になれる。
人の営みは作業の連続で成り立っており、生き生きとした活動的な生活を送るためには、高齢者が継続したいと思っている「意味のある作業」を再び行えるようにする支援のあり方が求められている。そんななか「生活行為向上マネジメント」の考え方がリハビリテーションの中で広がりつつある。患者が「ある作業をしたい」と思うこと。それを療法士が一緒に見つけてあげる。一番大切なことだと思います。
しなければならない(受身)からしたい(能動)への手助け。
先日、平成24年度第2回南勢地区脳卒中フォーラムの学術講演会に参加してきました。
『ひとは作業をすることで元気になれる
~自立生活としての生活行為向上マネジメント~』
甲南女子大学 看護リハビリテーション学部 作業療法士 竹内 さをり 先生
生活行為向上マネジメントとは??(以下、URLまとまっています)。
http://www.jaot.or.jp/wp/wp-content/uploads/2010/09/H21-rojinhokenjigyo-text.pdf#search='人は作業するとこで健康+作業療法士'
学んだポイント
① 作業目標の聞き取りを行い、"実行度"、"満足度"の確認する(本人・家族)。
② 身体機能の変化は少ないが、感情や痛みなどの心理面には介入効果がある。
③ 退院時の申し送りとして利用できる可能性がある。
① 作業目標の聞き取りを行い、"実行度"、"満足度"の確認する(本人・家族)。
一番大切だと思います。
時間はかかってもよいので「したいこと」を一緒に考える。
以下のような①作業聞き取りシートや②興味・関心チェックリストを使用することも大切ですが、③人間作業モデルの理解は重要になってくると思います。
③ 人間作業モデル
作業に対する動機づけ,作業のパターン,遂行の主観的側面,作業に関する環境の影響に関心があり、意思,習慣化,遂行能力,環境が時間と共にどのように相互に関連付けられ、組織化されるのかを枠づける。
岐阜脳卒中リハビリテーション研究会の坪井氏講義資料から抜粋
http://gifunousocchuureha.blog.fc2.com
参考本
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今後は、地域に「作業」を提供し、地域が「元気」「健康」になっていくもの。
その他
3月リハビリ勉強会のご案内
① 第19回 SIGNAL リハビリ勉強会
<日 程> H25年3月24日(日) 10:00~16:00 (※9:30より受付開始)
<参加費> 1000円 (当日徴収)
<場 所> 理学・作業名古屋専門学校 ※)詳細はhttp://g.co/maps/vdu7dをご参照下さい
<定 員> 40名(定員に達し次第受付終了)
<持ち物> 動きやすい服装、筆記用具
<問合せ>
氏名・ご用件を銘記の上、事務局担当福岡(t.fukuokapt@gmail.com)までご連絡下さい。
AM:「起居動作におけるバイオメカニクス」
講師:佐藤 歳一先生(西本病院)
PM: シンポジウム:「テーマ:上肢機能」
①「肩関節の機能解剖 ~臨床との接点~」
三田村 信吾先生(吉田整形外科病院)
②「上肢の触り方」
太田 有人先生(刈谷豊田総合病院)
③「歩行における上肢の役割」
筧 明夫先生(岡崎市民病院)
http://signal2011.web.fc2.com/SIGNAL_rihabiri_mian_qiang_hui/SIGNALrihabiri_mian_qiang_hui.html
② Bridge ブリッジ
テーマ 『股関節』
講師:建内宏重先生(京都大学)
小松先生(Bridge管理人)
松井先生
日時:3/31(日) 9:30-17:00
場所:刈谷市中央生涯学習センター 501~503講座室
(駐車場はありますが、駐車料金がかかるため、電車でのお越しをおすすめします。会場は駅の目の前です!)
定員:
100名(先着順) 残りわずか。
参加費:3000円
では参加受付の方法です。
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ブログ左上の「管理人にメール」より
件名:3月Bridge参加希望
と書いて、
本文に
・氏名(ヨミガナ)
・職種
・経験年数(○年目)
・所属
を記載し送信して下さい!!
(複数名の記載も可能です)
http://bridgetherapist.blog81.fc2.com/blog-entry-353.html
思ってたより7倍難しかったです。