Vol.227 股関節における最新知見と臨床展開 Bridge勉強会から学んだこと

$KENJIのブログ

大恐竜の股関節はどうみても重量を受ける構造ではない。大腿骨頭は球状ではなく、骨盤のソケット部も平らに受けるべき面はない。二足立位・歩行獲得に最も重要な関節は股関節ではないだろうか。そう考えると障害により立てない、歩けないの原因の一つに股関節は大きく関わっていくる。

今週は東海地方で最もアツい勉強会のBridge勉強会でした。

テーマは「股関節」

股関節の最新知見と臨床展開
京都大学大学院医学研究科 建内宏重 先生

股関節の評価とアプローチ
Bridge管理人 小松洋介 先生

学んだこと
① 重心線と股関節中心の位置をあわせる(最小モーメント)。
② 上半身と下半身の相対性、隣接関節への影響を考える(股関節-膝関節,股関節-足関節)。
③ 心理面を考慮した補助・誘導。
④ OAと骨折患者の治療戦略の違い(痛みとボディーイメージ)。
⑤ 臨床と研究をセットにしているセラピストの講演は説得力がある。

以下、以前まとめた「大腿骨頚部骨折患者」の記事も参考にしながら一部をまとめました。

大腿骨頚部骨折患者のリハビリテーションの再考① で検索

大腿骨頚部骨折患者のリハビリテーションの再考②で検索

大腿骨頚部骨折患者のリハビリテーションの再考③で検索

大腿骨頚部骨折患者のリハビリテーションの再考④で検索

大腿骨頚部骨折患者のリハビリテーションの再考⑤で検索

$KENJIのブログ

臨床ではT9の位置(肩甲骨下角)と股関節中心の位置を見ながら上半身と下半身の関係性を見ることが多い。立位では股関節中心と重心線の位置関係は一致する。

$KENJIのブログ

変形性股関節症の患者では、動作時に股関節中心と重心線が乖離する。
特に側方方向の動きの際におこる。
力学的にもストレスがかかる。

$KENJIのブログ

大腿骨頭と臼蓋との関係は非常に大切。
骨盤前傾によって前方の臼蓋被覆率は高くなる。

$KENJIのブログ

被覆率が高まると股関節に対する荷重負荷は軽減する。
荷重訓練をする際にも、被覆率は意識していきたい。

$KENJIのブログ

足関節優位となる場合もあったり、

$KENJIのブログ

股関節に過剰な筋活動を起こる場合もある。

他にも
変形性股関節症患者は手術後も反対側膝関節への負荷は大きい。
変形性股関節症患者の筋萎縮は内転筋、腸腰筋は術後2年後も改善されにくい。
股関節適合性が不良な人ほど10年後、変形性股関節症となるリスクは高まる

$KENJIのブログ

体幹に対しても影響を与える。
講義の中で、ストレッチポールの話しが少しでたが自分の解釈としては、左右の対称性の改善、具体的に腰方形筋らの緊張の左右差が整うことで痛みなども軽減する可能性があると思います。当院でも治療で使用しています。

$KENJIのブログ

http://jcca-net.com/files/exercise/02.pdf   ベーシックセブンとは?

ストレッチポールに関わる論文

ストレッチポール®を使用したエクササイズによる 腰背部の筋硬度と筋放電量の変化
山口 可奈1),川口 浩太郎2),関川 清一2),髻谷 満3),稲水 惇2)

安静背臥位とストレッチポール上背臥位における 腹筋群筋厚の検討
布施 陽子 1,2) 矢崎 高明 1) 福井 勉 2)

$KENJIのブログ

荷重位での股関節安定性の改善のための訓練。
早速試してみたが、分かりやすい課題なので患者も理解しやすいと感じた。

おまけ

$KENJIのブログ

術後~4週にあるが、それ以降は稀。
過度に脱臼肢位を指導することは逆効果になることもある。

建内先生も執筆している

第20回 SIGNALリハビリ 勉強会

申込開始しております。

2013.6.16(日)

午前(10:00~12:10)…講演

『高次脳機能障害の作業療法』 二橋 喜太郎 先生 (豊橋市民病院)

午後(13:00~16:10)…退行性変性疾患シンポジウム 45分×3名

①『変形性脊椎症の運動療法』  中川 雄樹 先生 (辻村外科病院)
②『変形性股関節症の運動療法』 中井 貴大 先生 (三重県の回復期病院)
③『変形性膝関節症の運動療法』  福岡 大嗣 先生 (逢妻クリニック)

<場 所> 東別院会館 ※)詳細はhttp://www.ohigashi.net/hall/をご参照下さい
会場変更しています。間違えないのないようにお願いします。

<定 員> 50名(定員に達し次第受付終了)

<持ち物> 動きやすい服装、筆記用具

http://signal2011.web.fc2.com/SIGNAL_rihabiri_mian_qiang_hui/SIGNALrihabiri_mian_qiang_hui.html