職場の上司のお誘いで非常勤講師を4コマ担当させていただくことになった。学生の頃は、まさか自分が教壇の上に立って授業をする立場になるなんて全く思っていませんでしたが、せっかくのチャンスなのでこれまで経験してきたことを分かりやすく伝えたいと思います。本日お話してきた内容は「理学療法士の現状」という少しネガティブになりがちなタイトル。現実を知ってもらった上でこれからの理学療法士の可能性を一緒になって考えました。
伝えたいPOINT
日本の理学療法士の限界と可能性を理解すること
まず、アイスブレイクのつもりで、「どうして理学療法士を目指そうと思ったのか?」全員に発言していただきました。
自分もしくは身内がリハビリを経験していることが志すきっかけとなっていることが多かった印象です。
高校生の50人に1人はセラピスト(PT,OT,ST含む)の時代となってきていることを伝えました。
日本と世界の理学療法の違いについて伝えました。
多くのPTが「やりがい」を感じています。
POINTの整理
① 毎年、約10000人の理学療法士が誕生。
② 4年制大学の増加、専門学校の減少。
③ このままでは、PT業界でも就職難民が・・・・・・。
④ 医療機関の施設割合は減少傾向にあるが、1施設あたりの人数は増加傾向。
⑤ 1~3人職場の少人数施設の比率は72.2%(2012年)。
⑥ 指導するPTがいない職場が増えてきている。
⑦ 30歳以下がおよそ5割。
⑧ 男女比は58.7%:41.3%(2012年)。
色々話させていただいた後に、「これから先、必要とされる理学療法士とは?」について各グループでまとめてもらい発表していただきました。学生には難しい質問でしたがユニークなアイデアがいくつか出ました。
嬉しかったこと
先日、大学院でお世話になった恩師に挨拶をしてきました。
餞別までいただき大変恐縮しております。
成長した姿を見せられるように頑張ってくることを約束しました。
嬉しいことに職場、小、中、高校、専門、大学院の友達から送別会のお誘いの連絡が来る。
みんなに本当に感謝しなくてはいけませんね。
今日も職場の後輩から素敵な陶器をいただきました。
あえて僕の好きな言葉をいれてくれたのかな?
「継続は力なり」
さらに昨日は姉の結婚式でした。
おめでとう。
水野さん、姉を宜しくお願いします。