青年海外協力隊は原則的に赴任してから2年間という限られた時間のなかで活動していく。大切なことは「入口と出口」をしっかり考えることだと教わった。特に「出口」は重要である。出口を帰国と例えるなら、2年後、私が日本に帰国するときに私がいなくても2年間で築いたことを継続してもらえるシステムを現地の方と話し合いながら確立したい。人間も口(入口)から食料を取り込み、お尻(出口)から排出する行為を当たり前に行なっている。「出口」を緩ませすぎず、閉めすぎない程度に赴任する前に整理していきたい。
任地で目標管理、活動管理をする際に、情報収集は非常に重要である。
講座の中でも「情報収集」を学ぶ機会があったので簡単に整理する。
情報収集の流れ
① 目的は何か?
② どんな情報が必要なのか?
③ どんな情報収集方法が適切か?
④ 情報を集め、分析する。
情報収集方法の例
① 文献レビュー
→全体を大まかに把握するには有効だが、途上国での統計の信頼度は低い。
② 直接観察
→数字以外の情報を知りたいときに有効。
③ 個別インタビュー
→「村長」などこの人に聞けば知っていることが分かっている場合に有効。
④ グループインタビュー
→ 同じ集団の複数の人々の情報を知りたいときに有効だが、ファシリテーション技術が必要。
まとめ
客観的な数的データと主観的な質的データの両方のバランスが大切
本
派遣前合宿では、グループで話し合いの機会が多いので読んでみた。
ブレインストーミングの効果が書かれています。
① とにかくアイデアの量を出す
② とにかく相手を否定しない
③ とにかく相手の意見に乗っかる
その他
平成25年8月1日、安倍総理が総理大臣官邸で、「青年海外協力隊を激励する会」を開催した。
安倍総理は冒頭のあいさつの中で、次のように述べました。
「青年海外協力隊の皆さんに対し、遠く祖国を離れた数多くの途上国において、厳しい環境の下、現地の方々と共に額に汗を流しながら、様々な支援に携わってこられたことに、心から感謝を申し上げます。
6月に横浜で開催されたTICADVでは、多くのアフリカの首脳から直接、青年海外協力隊の活動に対する感謝の声が寄せられました。
私はTICADVの開会式において、青年海外協力隊の皆さんは、日本外交の宝であると申し上げました。アフリカの首脳が、そのことを雄弁に物語ってくれました。
アフリカだけではありません。アジア、中南米、中東、大洋州、欧州の多くの開発途上国において、献身的な活動をされている皆さんの仲間に対し、各国の指導者から草の根の人々に至るまで、あらゆるレベルで感謝の声が寄せられています。
青年海外協力隊の派遣が開始されてから半世紀となりますが、この間、約4万人の日本の若者が世界各地の開発途上国で汗を流し、現地の方々との温かく確かな関係を築いてきました。今この瞬間にも1500人以上の日本の若者が、我が国と諸外国の間で、文字通り架け橋として活躍しています、、、、、、、」
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http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg8271.html