Vol.249 「ピア」という言葉の意味 派遣前訓練
障害者自身が指導する 権利・平等と差別を学ぶ研修ガイド
キャス ギャレスピー=セルズ ジェーン キャンベル
明石書店
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近、あの事故を思い出した。京都で"てんかん"を患った男性が軽ワゴン車を運転中に暴走事故を起こし、運転者を含む8名が死亡、11人が重軽傷を負った交通事故。このときの報道では事故とてんかんとの関連は低いと言われていた。しかしこの事故は大きくメディアにより報道されることによって障害を抱える人に対しての仕事や免許取得における偏見が大きく助長されたと認識している。障害者が事件を犯すとメディアは過剰に反応し、「障害がある人」には普通の生活は無理だ。と言わんばかりだ。上記本に障害の医学モデルと社会モデルの違いが解説されている。個人の機能的な差異によっての差別がなくなるような社会はいつ来るのだろうか。いくら回復期リハビリ病棟で機能が改善しても社会参加の必須条件が「健常者」になることでは多くの場合は困難だ。

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先週はJICAの所外活動ということで地域の障害者支援施設にお邪魔した(上図は一緒に作成した塗り絵)。

そこで感じたのは「おせっかい」「支援」の違いと関わり方の難しさだ。

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前院では、認知症の高齢者とのコミュニケーションはとる機会は多かったが、今回のような知的障害者とのコミュニケーションは私が思っていたよりもはるかに難しく、どこまで支援していいのか迷った。

施設の対象者のほとんどの方は話すことが出来ず、一見、第三者からみたら異常な行動に見えることも多かった。

しかし障害を抱える対象者同士で問題を解決している光景を2日間の中で何度か見れた。

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「障害者による障害者への教育」

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車椅子バスケットを例に考えてみても、健常者が指導するよりも実際に同じ経験をした障害者が指導するほうが相手には伝わるはずだ。

写真①
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写真②
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昨日は被災地である南相馬市にJICAボランティアの候補生とバスで見学してきた。

写真①原発20キロ圏内のコンビニ
写真②まだ放置されたままの自動車

専門家ではないため、原発について賛成か反対かと聞かれてもどちらか正しい解答なのか選択できないが、およそ2年半が経過した現状を少しだけ知れた。

このときのガイドも被災された方であった。

おそらく被災していない方が説明しても心に残らなかっただろう。

そのとき「ピア」という言葉の意味が少し分かった気がした。

*ピア:同僚、同輩、同級生、仲間、友人、対等者などの意味を持つ

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福島県はサーフィンのスポットがたくさんあります。
原発30キロ圏内のスポット(北泉海岸)には慰霊塔が地元のサーファーによって立てられていた。
帰国後は福島県にサーフィンに出かけたい。

http://surfmedia.jp/?p=20336

お知らせ

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開催日時: 2013年9月28日(土) 14:00~17:00 〔開場 13:15〕
会場: 共立講堂 (東京都千代田区一ツ橋2-2-1)
参加費: 無料・事前登録制
定員: 1000名
締め切り: 2013年9月11日(水)
※お申し込み多数の場合は抽選の上、ご登録いただいたメール宛にご連絡いたします。
※当選の発表はメールのご連絡をもって代えさせていただきます。
※ご
記入いただいた個人情報は、ご本人の承諾なく本フォーラムの実施目的以外には 使用いたしません。
主催: 独立行政法人国際協力機構(JICA)
共催: 共立女子大学・短期大学
協力: 日本経済新聞社クロスメディア営業局/NHKプロモーション

【第1部】 「グローバル人材って何?」
出演者 : 池上 彰 氏(ジャーナリスト・東京工業大学教授)
     山川 龍雄 氏(日経ビジネス編集長)

【第2部】 「真のグローバル人材になるために、その一歩」
      ~選択肢としての青年海外協力隊~
出演者 : 池上 彰 氏
企業関係者、青年海外協力隊経験者

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