大変貴重な経験をさせていただきました。先日、赤坂御用地内「東宮御所」で皇太子殿下にご接見を賜りました。私は直接お話することはできませんでしたが、間近で皇太子殿下を見ることができ、勉強になる点がありました。それは「皇太子殿下の会話」です。ほんのわずか数分で外面的から相手の内面に響く言葉は、まさに""魔法の言葉""でした。なぜなのか?アメリカの心理学者アルバート・メラビアンの『メラビアンの法則』では、話し手が聴き手に与える印象の大きさは『言語情報:7%, 視覚情報:55%, 聴覚情報:38%』とされています。皇太子殿下の相づち・相手との距離感・顔の表情・視線、声のトーンやスピード、どれも素晴らしく勉強になりました。生まれもっての才能もあるかもしれませんが、きっと訓練による賜物なのだと感じました(上記写真はHPより引用)。殿下から「気をつけて行ってきて下さい」と言われると改めて、日本を代表している身分であることを再認しました。
本
講談社
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心理カウンセラーの下園壮太さんの本書にも書いてあるテクニックのうち、医療職に関連するスキルを一つご紹介します。
うつ状態の人への対応の3つのPOINT
一段階「味方になる」
二段階「自信を取り戻させる」
三段階「解決のヒントを与える」
「味方になる」の言葉の選択は非常に難しいです。例えば、「苦しかったね」の声掛けは、味方になる言葉のようにみえますが、実は「頑張ってるね」というメッセージを同時に与えてしまうことがよくあります。うつ状態の方は、自分は「頑張っていない」という思い込みが強いので、意見が対立し味方の関係性を崩してしまうリスクがあります。
そのため、この場合は、「僕には頑張っているように思えますよ」という形にとどめておくのがいいみたいです。
「無理もないよ」のメッセージも効果的です。「君は壊れていないよ。」という視点を与えてあげます。誰でも経験する普通の症状ということを伝えてあげます。
医療場面でもうつ状態の方への対応は今後、増えてくることが予想されています。
こちらの発する言葉一つで相手が感じる印象も違いますので身につけていきたいです。
本にも紹介がありましたが、江原啓之さんの会話はとても勉強になります。
3つのPOINTを意識しながら聞いてみてください。
日本人研究
講座の中で日本人研究というものがあり、小グループで日本を様々な観点から研究して発表する機会がありました。
私達の班は「日本人の余暇活動」を調べました。
任国で日本について様々なことを聞かれることが予想されます。
自信を持って答えれるようにならなくてはいけません。