Vol.253 バリアフリー 理学療法士の海外挑戦 選択肢としての青年海外協力隊 

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 のスワンナプーム国際空港に到着し、一歩外に出ると何とも言えない匂いと暖かい風が僕達を迎えてくれた。数日経過したがまだタイにいる実感はない。おそらく日本人も多く何も不自由と感じることがないからだろう。タイの2012年の一人当たりのGDPは5,678ドル。すでに開発途上国ではなく中進国である(日本の2012年の一人当たりのGDPは46,735ドル)。そのため日本からタイへの援助というよりは日本とタイはパートナーシップに基づく双方の利益増進が基本方針となっている。首都バンコクを歩いていると、ついつい高層ビルに目がいきがちだが、下を眺めると決して障害者を含む高齢者にとって優しくないことに気づく。

 歩道
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 ンコク周辺を日本と同じ感覚で歩いていると一日何回か躓く。革靴の爪先部が擦り減ってしまうほどだ。なぜかというと歩道を含め道路は写真にように平地ではなく凸凹なのである。ちなみにタイには歩行者優先という考え方がないので車優先社会であり信号が青であっても道路を横断するのに命がけである。信号はあってないようなものなのだ。これでは高齢者は安心して歩けない。

 エレベーター
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 公共施設にエレベーターが少ないことに気がつく。そのためか高齢者をほとんど見かけない。エスカレーターも昇りはあっても降りはないところが多い。さらにエレベーターのドアも閉まるタイミングが日本より早くかなりの圧をかけないと再び開かない。これでは高齢者は安心してエレベーターに乗れない。

次回は、②タイの高齢化について書きたいと思います。

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