Vol.256 タイ国内で最大のスラムを歩く タイで働く理学療法士(青年海外協力隊)

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で感じた格差社会。バンコクの高層ビルが立ち並ぶなか車は進んでいく。「もう10分くらいで着きますよ。」と説明をうけるが、本当にスラムなどあるのだろうかと半信半疑の自分がいる。信号を右折したところで「ここからがクロントイスラムです。」と言われたものの、自分のスラムのイメージと目の前にうつるイメージはほど遠い。屋台もコンビニもあるではないか。さらに5分くらい走ったところで車は止まった。今回はNGO訪問ということでシーカー・アジア財団さんにお邪魔し、活動内容やスラムの中を見学させてもらえるプログラムになっていた。細い道を奥にはいるとこれまでの景色はガラッと変わる。ゴミの匂い、隣接する簡易的な家、放し飼いの犬。スラムの環境問題について目の当たりにした。

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目の前に飛び込んできたゴミの貯め池。スラム街には道が狭く、ゴミ収集車がゴミを回収できないこともあり、衛生状態は非常に良くない。何カ所かに貯め池があり、火災の際に蓄えているとのことだが、、、捨てられたゴミが浮いている。

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このような看板が建っていた。以前に大規模な火災がおきたそうなので、防災についての考え方は普及しているそうだが、実際に住んでいる人にとっては関心は低いのかもしれない。

:消火器
:ため池
:スラム街の出入口

スラムはタイ国内に1980カ所あり、クロントイスラムは最大規模。歩いている途中、笑顔で「サワディークラップ」と挨拶してくれるスラム街の人達を見ていると、笑顔の裏の窮地を考えてしまう。広がるエイズ、麻薬問題と課題は山積みの状態だ。経済発展を続けるバンコクで感じた光と闇。自分も何か少しでも協力できればと思うし、以下に書いた活動を行なっている財団や日本人をもっと知らなければならないと思う。

参考URL

シャンティ国際ボランティア会
http://sva.or.jp/activity/oversea/thailand/

シーカー・アジア財団
http://sikkha.or.th/en/

今回、お邪魔させて頂いたシーカー・アジア財団では、以下の取り組みを行なっている。

① 読書推進
② 奨学金
③ 先生を対象とした研修
④ クラフト商品の販売   
⑤ 学生寮の設立   
  
 

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