講談社
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「医療は日本を救う輸出産業になる」と唱えているのは「病院」がトヨタを超える日の著者である北原茂実先生である。ここ最近、「医療崩壊」という言葉を耳にするが、単に財源不足の問題で片付けられる問題ではない。これからは日本の医療を海外へ輸出する時代であり、すでに北原国際病院(八王子市)ではカンボジアの首都に「北原ジャパンクリニック」を開設している。このクリニックでは、日本人の理学療法士が、脳卒中や怪我の後遺症に悩む方のリハビリを行っている。今すぐに,日本人理学療法士が外国で働く機会が増えることはないと思われるがこのように半歩先をいく病院の動向はとても参考になる。
本
日本のリハビリテーションを考える上でも、医療制度に関しての正しい知識は絶対的に必要である。「医療崩壊」がなぜ起きているのか?が少し分かります。
TED×Kagoshima
面白かったです。高齢化率が45%を超える北海道の夕張市を例に、医療に頼らない「夕張モデル」を紹介しています。途上国のような病院が少ない地域でも当てはめることができると思います。「地域で予防」の時代です。個の意識を高めることがとても大切。
海外経験者優遇
以下のように少しずつではあるが、国際経験のある療法士が優遇される時代がきている。
A:国際医療福祉大学(成田保健医療学部)
採用条件に外国語(英語等)ができれば可能とある。
①教授、准教授、講師については、3年以上の臨床経験を有し、修士以上の学位を有する者。教育業績・研究業績が有る者が望ましい。外国語(英語等)ができれば尚可。
http://www.iuhw.ac.jp/employ_narita/index.html
B:北原国際病院
海外勤務希望書優遇とある。
理学療法士募集中(平成26年3月卒業見込者、有資格者、海外勤務希望者優遇)
http://www.kitaharahosp.com/group/recruit/job/reha/
北原国際病院 国際プロジェクト
日本医療開発機構
寄稿
「タイで感じるリハビリテーション格差」が日本理学療法士協会HPに掲載されました。