Vol.294 ロボットだらけのリハビリテーション室  タイで働く理学療法士
弱いロボット (シリーズ ケアをひらく)
弱いロボット (シリーズ ケアをひらく)

posted with amazlet at 14.07.23
岡田 美智男
医学書院
売り上げランキング: 14,806

員とまでは言わないがタイ人は見栄っ張りだと、タイに住む日本人から聞くことがある。そのためか、とにかく後先考えずドカンと凄いものを作って、みんなをぎゃふんと言わせたい心理があるように思う。現在タイで計画している新幹線計画もこれに当てはまるし、以前見学したタイのSirindhorn National Medical Rehabilitation Center(シリントン国立医療リハビリテーションセンター)も正直そんな印象を受ける(あくまで私的意見)。そこには日本でも見たことがないリハビリテーション機器がたくさんある。しかし本当に適切に活用されているのだろうか。タイの療法士数は日本と比べても圧倒的に少なく、量的な不足を補うようなロボットであれば活路はあるかもしれないが、外面ばかりを気にしていてはどうしようもない気がする。

シリントン国立医療リハビリテーションセンター

私が驚いたランキングBEST4
① HYDRO PHYSIO
② Armeo
③ SIMWORX
④ LOCOMAT

HYDRO PHYSIO

これには驚きました。しかしこの機器の横に大きいプールがあります。わざわざこの機器をいれる必要があったのでしょうか?

② Armeo

見学したとき、患者はゲーム感覚で楽しそうに実施していました。しかしマンツーマンでセラピストがつくのであれば、さほど大きな効果は期待出来ないのではないでしょうか。患者もセラピストも使いやすくシンプルなプログラムで反復訓練ができる方が単純に効果は高い気がします。

③ SIMWORX

専用の部屋がありました。年間どれくらいの利用者がいるのでしょうか?

LOCOMAT

バムルンラード病院にあるものとさほど変わりのない印象。この機器は積極的に使用されていた印象を受けました。

その他

重心動揺計

ゲーム×運動

車椅子操作練習場

免荷式歩行トレーニング

どこまで続く?

なんとサウナ室まで入れちゃう。

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