Vol.309 タイにおける虚弱高齢者を支える仕組み

法士が少ない途上国では、地域虚弱高齢者に対しては上図のような関わり方が一般的ではないでしょうか?「」の枠に、理学療法士・作業療法士は入っていますが、日本のように、虚弱高齢者に対して、直接、個別リハビリテーションを実施するのではなく、間接的に関わっています。虚弱高齢者のリハビリテーションを実施しているのは、療法士から運動方法や介助指導をうけた家族、Care Workers,Volunteersが中心となります(必要であれば個別に療法士が介入できるようですが、採算が合わないでしょうから難しいようです)。

Q:虚弱高齢者に対して誰がリハビリテーションを行なっているか?

①日本 → 療法士(通所リハ、訪問リハ),家族 etc..

②タイ → 家族,Care Workers,Volunteers etc..

ボランティアにできることは、家族,Care Workers,Volunteersへの知識・技術の伝達や、マンパワーとして地域にいる虚弱高齢者を評価し、治療プログラムの立案などでしょうか。

参考資料
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000064122.html

持続可能な福祉社会―「もうひとつの日本」の構想 (ちくま新書)
広井 良典
筑摩書房
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様々な世代が日常的に出会い交流する場、高齢者が子供に教える環境の大切さを感じた本。社会的孤立が日本では問題となっているが、タイでも問題となってくる可能性がある。

ガーナのよさこい祭り

青年海外協力隊の同期メンバーで構成されたバンドが、ガーナのよさこい祭りでデビューしたみたいです。なんか元気もらいました。ありがとう。

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