Vol.320 ミャンマーのリハビリテーション② タイで働く理学療法士

ャンマーのヤンゴンにある国立リハビリテーション病院を見学した際に、臨床も一緒にやらせてもらった。その中で印象的だったのが、ミャンマー理学療法士がパーキンソン病患者の歩行介助を平行棒内で行っているのだが、すくみ足・小刻み歩行を呈しているため、介助者も汗だくで苦労していたことだ。数年前に、このブログでもまとめたが、2011年にパーキンソン病治療ガイドラインに、理学療法の介入は「おそらく有効」と認められ、外的刺激を用いた歩行訓練などは、日本ではよく見かける。とりあえず床へのテーピングによる目印と手拍子で歩行訓練を行ったところ、すくみ足は軽減され、療法士、同行していた家族もとても喜んでくれた。タイやミャンマーなどの途上国での理学療法士教育は、机上中心で教科書で何となく分かっていても、実践的な理学療法を学べていない可能性があり、その部分で日本人療法士が活躍する余地は十分にあるかもしれない(前回の記事)。

これまでのパーキンソン病に関わる記事

リハビリテーション分野におけるパーキンソン病の再考①
http://ameblo.jp/nolook7/entry-11426578927.html

リハビリテーション分野におけるパーキンソン病の再考②
http://ameblo.jp/nolook7/entry-11428354960.html

リハビリテーション分野におけるパーキンソン病の再考③
http://ameblo.jp/nolook7/entry-11432798440.html

リハビリテーション分野におけるパーキンソン病の再考④
http://ameblo.jp/nolook7/entry-11434058380.html

リハビリテーション分野におけるパーキンソン病の再考⑤
http://ameblo.jp/nolook7/entry-11434988977.html

リハビリテーション分野におけるパーキンソン病の再考⑥
http://ameblo.jp/nolook7/entry-11437118835.html

リハビリテーション分野におけるパーキンソン病の再考⑦
http://ameblo.jp/nolook7/entry-11443329536.html

ミャンマー

1.面積:68万平方キロメートル(日本の約1.8倍)
2.人口:5,141万人(2014年9月(ミャンマー入国管理・人口省暫定発表))
3.首都:ネーピードー
4.民族:ビルマ族(約70%),その他多くの少数民族
5.言語:ミャンマー語
6.宗教:仏教(90%),キリスト教,回教等
7.一人当たりGDP:868ドル(2012/13年度,IMF推計)
8.主要貿易品目
(1)輸出:天然ガス,豆類,宝石(ひすい),チーク・木材
(2)輸入:石油,機械部品,パームオイル,織物,金属・工業製品
9.主要貿易相手国
(1)輸出:タイ,中国,インド,日本,シンガポール,韓国
(2)輸入:中国,シンガポール,日本,タイ,マレーシア,韓国
(ミャンマー中央統計局(2012/13年度))
10.通貨:チャット(Kyat)
11.為替レート:1ドル=970チャット(中央銀行レート)(2013年12月平均)

国立リハビリテーション病院

ミャンマーにおけるリハビリテーションサービスの中核的な役割を担っており、理学療法士10名前後、医師6名(非常勤含む)、看護師8名を含む約80名が勤務している。入院患者数は約50名、外来患者数は50~100名/日である。主な疾病は筋骨格疾患の他、切断、脳性まひ、脊髄損傷、脳卒中など。JICA「リハビリテーション強化プロジェクト」(2008年3月~2013年7月)があり、日本の支援を長期間受けている。

ミャンマー連邦共和国 リハビリテーション強化プロジェクト終了時評価調査報告書
http://libopac.jica.go.jp/images/report/P1000013130.html

PT室

機器はOG技研が多く、日本の理学療法室と比較しても遜色ない。

体重免荷トレッドミルシステムもあった。しかし故障中。修理するお金がないと言っていた。高価なものを入れるだけが良いことではないですよね。

物理療法室

OT室

作業療法士がミャンマー国内にはいないため、JICAボランティアが入り、指導を行っている。

観光

ミャンマーの象徴であるシュエタゴンパゴダ。しかし改修工事中でネットが、、、、

遠くから見ても、目立つ。この景色が数年後には全く変わっているのかもしれないなー。

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協力隊とも通じるところがあるなー。