Vol.333 座位が変われば暮らしが変わる  モノがなければ作る

私の活動先には480名の障害者が入所しており、半数近くの方は車椅子で生活している。車椅子の使用目的は多岐にわたるが、私の施設では、ある程度の時間を過ごす安楽椅子として使用されている場合が多い。そして、日本ではあまり見かけないくらい劣化した車椅子に座り続けている。タイヤやブレーキ不良の問題は勿論だが、気になるのが、車椅子座面シートのたわみ。驚くほどシートがたわんでいる車椅子が多く、この状態で座っていれば、座位は不安定となり、車椅子駆動にも影響を与える。

そこで、4年前に書いた記事(車椅子)を参考にして、たわみ防止マットを作製しました。

まずは、段ボールとカッターもしくはハサミを用意。座面の横幅・奥行を測定し、土台を作ります。

こんな感じで徐々に細くしていきます。

濡れてもいいように、ビニールで包みます。

10分あれば作れます。5つ作製し、入所者にて評価すると、「座りやすい」と、皆さんとても喜んでくださいました。モノがなければ自分で作製することは途上国では大切ですので以下の本をサラッと読んでおいたほうがいいと思います。

座位が変われば暮らしが変わる (基礎から学ぶ介護シリーズ)
大渕 哲也
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手作り自助具の工作技術
松元 義彦
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リハビリ遊具を作る
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チェルシー対タイ代表

タイで、チェルシーの試合が観れました。これは、チェルシーのスポンサーであるシンハー(ビール会社)のおかげです。試合は1対0でチェルシーが勝ちました。大人と子供くらいの差がまだあるように感じました。

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