Vol.178 SIGNALとSINGLE

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「あの人がオススメする本」という医科学系の方を中心にを紹介していただくサイトを後輩が立ち上げた。見てみるとなかなか面白いし本を探すには便利なツールとなりうるだろう。是非チェックしていただきたい。しかし面白いんだけどなかなか本と目が合わない。本から力が感じないと思うのは私だけか。僕は本屋で手にとってみて本の思いを感じながら買いたい、少し変わりものかもしれない。

第16回SIGNALリハビリ勉強会が開催されました。

会の様子はこちらから。  SIGNAL    杉浦君のたいやきPTのリハビリ日記 

次回は12月2日(日)です。

午前中は性心不全に対するリハビリテーション」について鳥居亮先生に講演いただきました。

鳥居先生くらい落ち着いた講義が出来るようになりたいと思った。

紹介して頂いた
懇親会で先生に見せて頂いたがカラーで見やすかった。
循環器の病気を簡単に勉強するならこの一冊。
そして魅力はこの低価格。

病気がみえる vol.2 循環器―Medical Disease:An Illustrated Reference
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学んだポイント

①人はホメオスターシスによりバランスをとろうとする。
②薬物療法の理解
③身体活動能力質問表(SAS)は使える(METsとNYHA分類と併せて考えれるのが良い)。


例えば、SPO2が低下しそうになると、呼吸増加、心拍数増加などにより末梢器官への酸素供給は維持しようとする。



薬物療法については第47回日本理学療法学術大会の講演で聞いていたので理解しやすかった。

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身体活動能力質問表

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NYHA分類 
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Ⅳは質問肢 1,2に該当
Ⅲは質問肢 3-13に該当
Ⅱは質問肢 14-18に該当
Ⅰは質問肢 19-21に該当

その他:

水が溜まる原因について書いてあります。
http://vetsheart.com/index.php?胸水・腹水はなぜ溜まるのか?

当院でも既往歴に心疾患を抱える患者は多く、今、心臓はどんな状態かを考えながらリハビリをしなくてはいけないと感じました。

午後のシンポジウムはTask Analysis 立ち上がり動作
①13:00~13:45
『立ち上がり動作の捉え方 ~基礎的な外部観察を中心に~』
演者:福岡大嗣 先生
(PT・SIGNAL事務局)

②13:50~14:35 
『立ち上がり動作 ~システムと構造から診た介入のコツ~』
演者:佐藤晃嘉 先生(PT)
ひろせ整形外科

③14:40~15:25
『動作分析における環境と内観の重要性 ~片麻痺の立ち上がりを通して~』
演者:杉浦太紀 先生(PT)
刈谷豊田総合病院

自分も立ち上がりについて以前Blogに書いた。
http://ameblo.jp/nolook7/entry-11192314977.html#main

単純に立ち上がり訓練と聞くとプラットホームや車椅子などから立つ、そして座る。を繰り返す光景が目に浮かぶ。実際、日常生活の中で立つ、そして座るだけなんてことはあるのだろうか??

疑問なんだが立ち上がり訓練の終了基準はどのように設けるべきなのか?

筋力増強訓練中心での立ち上がり訓練なのか、股関節の使い方を学習させるためなのか、など目的は多岐にわたるが、療法士は訓練の終了基準をしっかりと持つべきなのかもしれない。入院時から退院時までずっと同じ方法での立ち上がり訓練。患者も飽きるわ。
立ち上がってから一歩目までが立ち上がり訓練と考えて各個人に合わせた立ち上がり訓練の終了の目安、また難易度UPを考えながら臨床していきたい。

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「あの人がオススメする本」で亀田先生がオススメしていたし、東洋医学を学ぶ高校の同級生が「一日一食」は身体に良い。と言っていたので読んでみた。確かに食べ過ぎると調子が悪くなるのは分からなくもなく、食べたいときに食べるスタイルが良いのかなと私は思う。しかし一日一食は・・・慣れるまで時間がかかりそうですね。

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