Vol.217 上海で学んだこと

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中国の最大の祝日は春節(旧正月)であり、日本の1月1日とは異なる。2013年は2月10日が旧正月とされ、そこから数日間は中国では祝日となる。中国では爆竹や花火は魔除けとして、あちらこちらの道路で春節になると時間を問わずやっており煙があがる。外に一歩出れば、呼吸器や循環器の疾患を引き起こす微小粒子状物質「PM2.5」が空を舞う。そんななか、僕は"ひとりの作業療法士"に会いに行った。

その名は吉田太樹さん。

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現在、JOCV隊員として中国に派遣されている。

http://ryouhousi.com/archives/columns/interview36 療法士.comに掲載された吉田さんの記事

きっかけは第二回ニューロリハビリテーション学会だからおよそ3年前。

まさか、上海で会うとは思ってもいませんでした。

中国、タイ、スリランカなどのリハビリの現状などを聞きながら、Needsとして何が求められているのか、少し自分の頭の中で整理が出来ました。

「絶対、実現させましょうね」

上海観光

南京東路

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「マッサージ~ マッサージ~」と声をかけられる。

南京西路

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吉田さん、オススメのCafeへ。

浦東

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浦東から外灘を眺める。

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「上海環球金融中心」の地上101階からの夜景。
日本の森ビルが開発したらしい。
ガス?、PM2.5? 視界不良でした。

外灘

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租界建築だからお洒落なのかな。

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外灘から浦東を眺める。

新天地

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複合商業地区だね。

田子坊

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雑貨屋やアトリエなどが、狭いエリアに密集している。

豫園

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人、人、人。
爆竹と花火が鳴り止まない。

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豫園内は迷路。

衡山路

高級レストラン、バーなどが立ち並ぶ。

機内食

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おやつか。

リニアモーターカー

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本日は301キロまで。

感じた格差社会

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大通りから路地にはいるとこんな感じになる。

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洗濯物を干しているらしい。

さて、お待たせしました。
「旅にトラブル」はつきものですよね。

今回は中国で私が経験したトラブルをご紹介します。

気をつけてください
① ぼったくりタクシー
② お茶詐欺

① ぼったくりタクシー
上海浦東国際空港に降り立ちホテルに向かうこととする。最高時速431キロのリニアモーターカーを体感しようと乗ってみたが結局301キロまで。龍陽路(ロンヤンルー)駅を降り、ホテルまではタクシーで向かうこととする。白タクは乗らないと決めていたが、今日は日本でいう1月2日。正規のタクシーがない。まあ仕方ない。日本と違い、初乗りが200円程度だし、距離的に考えても650円程度だろうと予想していたので、あまりに高額な値段を言ってきたら、乗らないでおこうと心に決め、いざ勝負。

ドライバーは「HAPPY NEW YEAR」だからと連呼し、わざわざ通行量の少ない路地に入って、払わなかったらどうなるか分かるなと喉仏から言葉がでかかっている顔つきで4000円を先払いで請求してくる始末。

俺:「超高いし。俺はおよその値段を知っているよ。ホテルまでは1000円はかからないでしょ??」

ドライバー:「HAPPY NEW YEAR だから」

俺:「降ります。」

ドライバー:「じゃあ3000円でいいよ。」

俺:「高いし、降ります。」

ドライバー:「じゃあ2000円でいいよ。」

俺:「高いし、降ります。」

ドライバー:「HAPPY NEW YEAR なんだって」

俺:「1500円(100元)なら乗るわ」

ドライバー:「バカ言っちゃいけねー。HAPPY NEW YEAR なんだって」

俺:「じゃあ降ります」

ドライバー 「分かった、分かった。1500円(100元)でいいよ。」

*ドライバーは少し怒ったのか、ホテルまでの運転はマリオカートの世界で、超危なかったです。
② お茶詐欺
豫園を出て、1人で南京東路まで歩いている途中、交差点で3人組(男1人、女2人)から「写真撮ってくれませんか?」と男から英語で頼まれる。「いいですよ。」と撮る。

「台湾人ですか?」と聞かれ、「日本人だし」と答える。

「仕事ですか?観光ですか?」と聞かれ、「観光だし」と答える。

「私は上海で不動産をしています。日本の東京や横浜に行ったことがあります。今日は広州から友達が2人来てくれて上海を案内しているんです。もし時間があれば、今から年に1回しか開かれないお茶会に私達は行くので参加しませんか?」と聞かれる。

俺:「まじっすか。ちょうど友達と会うまで3時間くらいあるので行きます。」とノリノリで答える。

お茶会の会場までの間、仕事の話,ビザの取得の話、facebookの話などぎこちない英語での会話が弾む。

俺:「いやー。やっぱ一人旅ってこういうのが醍醐味だよね。」と心の中で呟く。

お茶会の会場に着くとこんな感じで茶葉が並んでいる。

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この後の手口は以下のURLと全く同じなので省略。

http://d.hatena.ne.jp/next49/20120721/p1

結果的に3万円程度の出費。

本場の中国茶って結構高いなーと思いながらも、旅先の出会いのほうが嬉しかった僕は特に気にもせず。

友達に会い、

俺:「時間あったんで、中国人の人とお茶してきましたー。」と開口一番で話す。

友達:「あ、それ、有名なお茶詐欺ですよ。僕も2回やられています・・・」

俺:「・・・」

* 芝居は完璧です。熟練の技です。何十回と同じ手口でやっているのでしょう。上海に行かれる方は注意して下さいね。すぐにクレジット会社に電話してカードの再発行をお願いしました。

顔写真も載せておきますね。

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飛行機の中で、読みました。
相づち、オウム返しなどの基本的な技法も分かりやすく解説してあります。
Face to Faceの関係が求められるセラピストは必読かもしれません。

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