リハビリテーション(以下、リハ)の国際化とは、単に国外での活動を指すものだけでなく、国内でも様々な形で行われている。例えば、国内の外国人患者へのリハ、さらに海外に出向く日本人の健康問題への支援などだ。さらに、西アフリカでエボラ出血熱が流行した際に、WCPTでは、感染症の予防と管理に関して方針を出している。最終的には、日本国憲法の前文には、「自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」と国際協力の軸が書かれており、途上国の問題は、先進国の問題であるという自覚が療法士にも必要である。今後、リハ養成校のカリキュラムのなかにも、「国際社会において、広い視野に基づき、理学療法士・作業療法士として諸外国との協力を考えることができること」、つまり「国際リハビリテーション学」が組み込まれる日を期待したい。
Contents
世界のリハビリテーション事情
タイ
① タイにおけるリハビリテーションの現状
② タイにおける下肢装具の現状
③ タイの理学療法士教育
④ タイの住環境や福祉道具について
タイのリハビリテーション室や下肢装具を使用した取り組みをYoutubuにアップしてあります。4分04秒からです。
中国
① 中国のリハビリテーションの現状
② 中国における義肢装具の現状
③ 中国のリハビリテーション学教育
④ 中国の住環境について
ベトナム
ミャンマー
コスタリカ
ウズベキスタン
アメリカ
対談イベント グローバルリハビリテーション
感じたことをそのままお伝えいたしました。POST対談イベント第3弾 〜海外で活躍したい方必見!〜 海外での資格の取り方、活躍の仕方がわかる「海外で活躍する理学療法士3名によるスペシャル対談」も面白そうです。
その他
日時:2016年9月1日(木)〜4日(日)
日時:2016年10月22,23日
教科書 国際リハビリテーション学
国際リハビリテーション学〜国境を越えるPT・OT・ST (PT・OTビジュアルテキスト)
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