久しぶりに実家に帰ったら、母親から旅行のお土産で「本」をもらった。
「城崎裁判」
ブックカバーが、なんとタオル、そして、紙もストーンペーパーといって、濡れても大丈夫なようになっている。今でこそ、本を読むことに対して、全く抵抗はないが、高校生までは、大がつくほど嫌いであった。
読書感想文は、課題提出前日に、慌てて「あらすじ」や「あとがき」をほぼ丸写し。
漢字も苦手で、授業中に当てられて、音読し、誰もが読める単語を読み間違え、恥をかくのを恐れていた。
そんな僕が、本を出版した。
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つまり、誰でも出せるのだ。
みんな、勝手に「自分が本なんて出せるわけない」とブレーキをかけているだけだ。
5年前、まさか自分が本を出版するとは思ってもみなかったように、5年先のことなんて、全く分からない。でも、チャンスが訪れたときに、全力で走れるように準備をしておきたい。今回の本出版も実現できた理由の一つに、コツコツとブログで情報を発信していたので、一から書く必要がなかったことが挙げられる。
普通の人でも、「行動力」と「やり抜く力」があれば、大体のことは叶えられる。
普通の人代表の僕が、それを証明していきたい。
Contents
読書嫌いの僕が、読書を好きになったきっかけは、尊敬する人のマネだった
前述した通り、私は読書が嫌いだった。でも、5年前くらいから年間100冊以上は読む。
きっかけは極めてシンプルだ。
尊敬していた先生達が、みんな読書家で、自分もマネてみようと思ったことだ。
読書嫌いの僕にとっては、最初の半年はとても苦痛であった。
正直に言えば、楽しくなくて、「苦しみ」のほうが大きかった。
高校時代の同級生である有名ブロガーのヒロキが、書籍を「勉強」とか「忍耐」の気持ちで読んだ時点で負けですよ。同じ書籍を「ゲームの攻略本感覚で」読むやつには絶対に勝てないって言っていたが、自分にとって最初は、「勉強」とか「忍耐」の気持ちが非常に強かった。
書籍を「勉強」とか「忍耐」の気持ちで読んだ時点で負けですよ。同じ書籍を「ゲームの攻略本感覚で」読むやつには絶対勝てない。
これ、自分的に昨日の講演会イチの名言です。
おやすみなさい。#パラレルキャリア講演会
— 中村ひろき@秘境をめぐる治療家 (@you_chiryoin) 2017年6月19日
ただ、今は楽しく読むことができている。
高校の恩師が、飲み会のたびに、大量の本を私にくれるのも嬉しい。
私のおすすめ本はこちら
「苦しい」から「楽しい」への変化は何だったのか?
1:知識力や感性力のアップが、仕事やプライベートの場で活きてくるのが実感できる。
2:本棚に本が溜まっていくのが単純に嬉しい。
3:まさか、自分がこんなジャンルの本が好きだったんなんてといった具合に、素敵な出会いがある。
4;目的に合わせた本を選択できるようになる。
普通の人が、本を出版できた理由
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大学院の指導教員であった岡西哲夫先生に、「これまで発信してきた内容を一つにまとめてみたら」と言っていただき、覚悟を決めて書くことにした。
30万円です。
まず、紙媒体での出版を考え、見積もりをとったが、100冊で数十万円の費用がかかることが分かり断念し、AmazonのKindle ダイレクト・パブリッシング (KDP) で出すことにした。
出版までに、主に必要なものとしては、①表紙デザイン、②原稿の二つだ。
① 表紙デザインは、かなり重要な部分だ。時間も勿体ないし、誰かにお願いした方が得策だと考え、後輩の白井くんにお願いした。
② 原稿は簡単にできるが、世に出すので、責任をもってやりたい。誤字脱字などのチェックは、自分だけでは不安なので、高校時代の恩師である、八木先生と竹内先生にお願いした。
自分の長所と短所を理解する
画像引用http://naiteijapan.com/self-pr-good-and-bad-points/
全て一人でやろうとすると、莫大の時間を要してしまう。
これからの生き方として大切なのは、自分の長所と短所を適切に理解することだと思う。
自分の長所に集中し、短所は人の手を借りればいい。今回の出版でも、自分より有能な友達に、僕の短所の部分を補ってもらった。
ただ、自分の長所と短所を理解するためには、まずは、ひとりで一生懸命頑張ってみた経験は必須だ。チャレンジしたことがない人に、長所も短所も分かるわけがない。僕も、まずは、とりあえず自分でマネてやっている。
時間は平等であり有限だ。
これからも自分の強みを伸ばしていきたい。
ベストセラー1位を獲得
電子書籍(KDP)は、出版社が宣伝してくれたり、本屋に置いてくれるわけでもないので、売りたいなら、自身の発信力が極めて重要となる。誰も読者がいないブログや、日頃からSNSに記事をアップしても、誰からも共感されない方が、書籍を出したところで、全く売れないだろう。
「仲間の数 ✖️ 内容の良さ」 だと思う。
私の電子書籍が少しだけ売れた理由は、仲間の数が多かったことだ。
これからも友達を大切にしていきたい。
絶対に観たい映画「栞」
高校サッカー部の後輩が映画監督になった。
元理学療法士なのだが、きっかけは、自分の影響も少なからずあったようだ。
「サカキ、PTになれよ!」と言ったら、本当に理学療法士(PT)になった彼。
「サカキ、日本アカデミー賞とれよ!」と言ったら、本当に、いつか獲ってくれる、そんな気がしている。
公開は2018年秋、待ちきれない。