Vol.397 第47回定時総会に初めて参加してみて感じたこと -代議員の役割って何だろう?- 

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第47回定時総会の感想

代議員の役割は、年1回開催される総会で提出された議題を討議し、議決することができることと、日本理学療法士役員(理事など)を決める選挙権があることである。私が代議員に立候補した理由は、若い世代の方に協会の活動に興味を持ってもらいたいという思いがあったためである。数年前まで私自身も全く興味がなかったが、外野で協会の文句を言う人をみて格好悪いと感じたし、わずか15%の投票率を見て若い世代が選挙に出れば少しは関心を持ってくれるかなと考えていた。

6月2,3日に全国から約350名の代議員(PT)が一堂に集まり、2日間にわたって議案や報告事項について意見交換を行った。会のはじめに菅官房長官、塩崎前厚生労働大臣、田村憲久元厚生労働大臣、田野瀬衆議院議員の挨拶があり、「政治力」を感じた。

今回議案は8つあった。今年から役員会の抄録などは、理学療法士会員しか見れなくなってしまったので、ここで全部公開することはしないが、例えば、⑴昨年度の決算書類の承認であったり、⑵理学療法士養成課程の4年制大学化推進の件などが話し合われた。

理学療法士養成課程の4年制大学化推進の件

画像引用:https://frame-illust.com/?p=2225

現在、養成課程に占める大学の比率は40%程度で、全大学化するためには、80%以上必要だそうだ。また、大学の認可は文科省、専門学校は都道府県という点もなかなかコントロールしづらいところである。ゆっくりではあるが4年制大学化の方向性となるのだろう。

H30年度の事業計画について

Ⅰ:職域の防衛・拡大

  1. 診療報酬及び介護報酬への取り組み
  2. 地域包括ケアシステム推進のための都道府県理学療法士会活動の支援強化
  3. 「理学療法士による予防」に関する研究募集
  4. 海外展開の強化
  5. 広報体制の強化

Ⅱ:理学療法士の質の向上

  1. カリキュラム検討会  
  2. 新生涯学習システム
  3. 外部評価機構の設立
  4. 第54回学術大会及び学術研修大会

 

カリキュラム検討会 (平成32年4月の入学生から適用)

1:総単位数が93単位から101単位への引き上げ(臨床実習の拡充:18→20単位)

→3年制の専門学校では週6日にしないと難しいのではないだろうか。4年制でないとかなりタイトなスケジュールになるため、3年制はなかなかこれから増えることは難しいだろう。

2:臨床実習指導者の要件として、免許を受けた後5年以上業務に従事した者であり、かつ、厚生労働省が指定した臨床実習指導者講習会を終了した者とする。

→年間1万人の総合実習者を推定すると約6,000名の実習指導者が必要になるため、教える側の質をあげましょうというものだと理解していますが、わざわざ臨床実習指導者講習会に参加する人がどれだけいるか疑問である。

3:専任教員は、5年以上業務に従事した者で、厚労省が指定した専任教員養成講習会を終了した者とする。

→すでに教員をされている場合は、講習会は必要ないそうです(仮)。これから教員になる方は必須となるでしょう。

衝撃の新生涯学習システム(仮)

これまでの認定理学療法士・専門理学療法士の他に以下2つの制度(総合理学療法士・指定理学療法士)が検討されている。あくまで案であるが、残念ながら認定理学療法士・専門理学療法士でさえも、取得後のメリットを感じている方も少ないことから、上手く機能するとは思えない。

総合理学療法士

超高齢化による重複障害の増加、訪問リハなどの在宅医療推進に対応する資格

指定理学療法士

これまでの推進リーダーがうまく活用できていないため、職能的な推進リーダー等の整合性のある立場としての資格

25歳の代議員を含めた交流会

20・30代前半の代議員の割合は10%程度で残念ながら少ない。今回、総会の中でも「若い代議員が増えてきた」と色々な方がおっしゃっていたが、まだまだパワーが足りない。若い世代は若い世代に対して、「情報発信」をしていき、もっと関心も持ってもらいたい。ドラマティックに世代交代をしなくてはいけないと思っている。代議員のTwitterは以下。

 

本を出版しました!!

「日本人」で生まれた時点で、おみくじなら、大吉を引いたようなものだ。一方で、「このまま日本にいて大丈夫なのか?」とも、タイの成長スピードを肌で感じて思った。この本を通じて、凡人の岩田ができるなら、自分にも何か出来るはずだ、やってみようと行動に結びついてくれたら大変嬉しい。 岩田でも出来たことは、皆さんなら、もっと出来る!!