「感謝をすると幸せを感じられる」。
先日、私が勤める病院での最終出勤日であった。6年3ヶ月間、本当に色々なことがあったが清々しい気持ちで最終日をむかえることができた。この職場を去ることを決めたのは3年前。そのときから円満退社するためにはどうすればいいのか自問し、退職後も気持ちよく病院に出入りできることを主軸におき、この病院の素晴らしさを職場のスタッフにしっかり伝えていこうと決意。最終日、多くの患者、先生からお言葉、プレゼント、メール、ビデオを沢山頂戴し、これまで私が行なってきたことが周囲に少しは影響を与えていた気がして安心した。私も6年あまりで職場を離れる身であり、大層なことは言えないが、「退職の美学」については後輩に少しは背中を見せれたと信じている。
振り返ると、僕は子供の頃から本当に幸せだった。
1人では無知で何もできなかった私の周りには、いつも助けてくれる仲間がいた。
馬鹿は馬鹿なりに人より努力して、お世話になった家族・友達に必ず恩返ししたい。
達成してこそ意味がある。
「個」の力を高めたい。
先週、私がこれまでの経験から学んだ臨床・研究・教育について発表させて頂いた(一部抜粋)。
臨床・研究・教育の理想の比率は4:3.5:2.5(現実は6:2:2)。
臨床・研究・教育が理想に近い比率で学べた素晴らしい病院でした。
下記の言葉の意味がようやく分かった気がする。
リハビリテーションとは人生に年月(物理的時間)を継ぎ足すだけでなく、(延長された)年月に生命をつぎこむことである。
Not only to add years to life, but also to add life to years.
by Howard A. Rusk
入職して最初の5年間が勝負。
吉尾 雅春 先生
理学療法士になってただ人の話を聞くだけで主張できなかった私は、23歳の時に毎年、学会で発表すること、学会場で必ず質問すること、研修会でも必ず質問することを自分に課して、他者に対して自身の意見を堂々と言える人間になることを目指しました。5年後、それまでとは明らかに違う私がいました。
才藤 栄一 先生
とにかく5年間、一生懸命頑張れ、そうすれば道は拓く。それで駄目なら別の道に進め。
A&P 日本語翻訳ページ
http://www.facebook.com/pages/解剖学-理学療法学/187433308081092
6/17日より開始されました。
質の高いFBページです。
月曜日から金曜日の5日間、日本時間20時頃に、毎日1本ずつUPされます。
理学療法士のみならず、多職種に広まればと思っています。
私も毎週火曜日の翻訳を担当させて頂いております。
どうぞ宜しくお願いします。